ウィルスメール対策

(1)相手のプロバイダに報告
 相手がフリーメールアドレスを使っていたとしても関係ありません。メールはヘッダーの解析(『迷惑メール私的撲滅調査会』内のメールヘッダ ー解析が便利です)をすることで相手の正体を掴むことが可能です。
 ヘッダーの解析でプロバイダが分かり次第、相手のプロバイダに通報してください。大抵のプロバイダは、メールで受付けてくれます。送られてきたメールをそのまま添付して送ってください。 (もしくは、メールの内容にメールヘッダーを貼り付けて送ります)

(2)Windows Update機能を利用
 Windows Update機能を利用してMicrosoftから修正プログラムを手に入れることができ、Windowsマシーンの安全性を向上させることができ ます。「セキュリティ問題の修正プログラム」を手に入れておくとセキュリティは向上します。Windows Updateは定期的に実施する必要があります。

(3)オンラインのウィルスチェックサービスを利用
トレンドマイクロ』のウィルスバスターオンラインスキャンで、無料で自分のパソコンがコンピューターウィルスに感染していないか調べることが出来ます。

(4)アンチウィルスソフトの導入
 資金はかかりますが、アンチウィルスソフトをパソコンにインストールしておくと、ウィルスを駆除してくれます。 (ただしアンチウィルスソフトをインストール後、必ず定期的にウィルス定義(情報)を更新する必要があります)
  有名なアンチウィルスソフトとして、『Symantec』社のノートンアンチウィルスや『トレンドマイクロ』社のウィルスバスター、『McAfee』のMcAfee、『ソースネクスト』のウィルスセキュリティ0、『Ahn.Lab』のウィルスブロックなどがあります。
 OSがWindowsであれば、マイクロソフト社が無料の「Microsoft Security Essentials」というアンチウィルスソフトを配布しています。費用をかけずにアンチウィルスソフトを導入でき、マイクロソフト社なのでOSとの相性も良いと思います。

(5)情報処理進行事業協会(IPAセンター)に報告
 『情報処理振興事業協会』の『ウィルス対策』のページでは、コンピューターウィルスについて詳しい情報を知ることが出来ます。また、コンピュータウィルスについての相談窓口もあります。

※ウィルスメールのヘッダー解析をして相手(発信先)のプロバイダに報告したところ、一部のプロバイダからは、「担当部署にて内容を調査、事実関係を確認の上、弊社規約に則った措置を講じる所存でございます。」との返事が来ました。プロバイダによっては丁寧に対応してくれるようです。

(6)メールソフトを変更する
 利用者が多いためか「Outlook Express」「Outlook」(メーラー)や「Internet Explorer」(ブラウザ)は狙われやすいため、別のメーラー、ブラウザに乗り換えるという手もあ ります。『Vector』で他のメーラーやブラウザを探すことが出来ます。

(7)メールフォームを利用
 ファイル添付不可能なメールフォームを利用すれば、今後、イタズラでウィルスが送られてくる可能性が減ります。相手のメールアドレスを入力必須にする必要はありませんが、IPアドレスが取得できるものが望ましいです。
※レンタルサービスを利用する場合には、利用規約を守りましょう。

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